カニエウエスト「自分がヴィトンのデザイナーになりたかった」

昨今、本業の音楽の話題よりも政治的な発言で注目を浴びている感のある、カニエウエスト。過去のお騒がせ発言などの経緯についてアメリカのコメディアン、俳優兼ラッパーでもあるニックキャノンのラジオに出演して語っている。その中で注目の発言をしている。
「俺がルイヴィトンのボスになりたかった」
現在ルイヴィトンのメンズラインのチーフディレクターをつとめるヴァージルアブローは元々はカニエウエストのスタイリストだった。その頃彼はTシャツに太いゴシック体のプリント、という現在に通じるスタイルでpyrex visionというブランドをスタート。
当時yeezyを成功に導きメンズファッション界で影響力を強めていたカニエのフックアップもあり、そのpyrexは大流行した。gdragon始めファッションアイコンの着用も影響して、Tシャツは入手困難になり、フェイクが出回るまでになった。そしてヴァージルは一躍ストリートファッション界の寵児となった。そこから新たにoff-whiteを手掛けると、あれよあれよという間に欧州メゾンの最高峰ルイヴィトンの”ボス”であるチーフディレクターにまで上り詰めていったという経緯がある。
2019年、ヴァ―ジルのヴィトンでのデビューコレクションの際には、ショーの後ランウェイで男泣きする彼と抱擁するカニエの姿があった。3歳年下の愛弟子の大出世と、大きな成功を喜ぶ師匠の姿は、なんとも心温まる場面だったのだが-。
本心はカニエ自身がヴィトンのボスになりたかったようだ。同放送内でカニエは「道筋は自分が作った」とも言っているが、確かに現在のストリートオリエンテッドな流行がうまれるのに、カニエが大きな影響を与えたのは事実。しかし愛弟子ヴァ―ジルの華々しい成功以降、まるで入れ替わる様にカニエやyeezyはかつてほどの勢いを失ってしまった。どうやら本心には嫉妬があったようだ。
また21年に始まるGapとのコラボについても、夢だったと語っている。カニエは10代の頃Gapで働いていたことがあり、今回のコラボが実現した。価格帯は手の届きやすいものになるようだ。ドロップショルダーやヴィンテージ加工などアメリカを体現する様なコレクションを見せてきた彼だから、ヴィトンよりもGapとのコラボはイメージにもぴったりだ。同コラボにはキッズラインもあり、またヴァ―ジルがハイブランドで見せているのとは違う方向での、活躍が期待できそうだ。
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